霊場 2

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霊場 2

西洋にレイラインという考え方がある。イギリスのアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスが、二十世紀の初頭に提案した考えだ。彼はイギリスにある巨石遺跡群が一直線上に点在することを発見した。巨石遺跡がある場所の地名に、アームレイ、キナーズレイ、ウォーブレイなどレイで終わる場所が多いことから、この古代の聖地をつなぐ直線をレイライン(Leyline)と名づけた。レイ(Ley)という英単語は草地という意味だが、古い用語法に「光」と「まっすぐな道」という意味がある。以後、世界中で霊的な場を結びつける直線を探すレイハンターが多く現れた。私もこれに倣い、地図のうえで、実際に行った霊場に丸をつけ線で結んだ。その何本もの直線が重なったところに高賀山が日本という国のちょうど中心にあると確信していた。現在、高賀山があるのは関市だが、この関を境に、東を関東、西を関西といった。