釈正輪講和会

歴史、伝統、文化をお伝えしながら皆さんの生活にお役に立てる様、学び活かしていける講話会を開催しています。

日々是好日(193)

日々是好日(193)

【釈正輪メルマガ11月18日号】日々是好日

(2014/11/18配信)

【神国日本の先触れ、出雲大社】

 神無月の候。

 残菊の一輪が木枯しに吹かれる頃となり、熱燗(これは失敬。般若湯でござる。)が恋しくなる季節となりました。温かくなさっておられますか。

 ところで旧暦十月の別名は神無月(かんなづき)といいます。皆さんもご存知のように、全国の神様たちが出雲に出掛けて留守になるのでそのようによばれています。代わりに出雲では神在月(かみありづき)といいます。

 しかし全ての神様が出雲に出かけてしまうのではなく、留守番をする神様もちゃんとおみえになります。代表的な神様が「恵比須神」。またその他には「金毘羅神」「竈神」「道祖神」などがおられます。

 代わりの神に留守を頼んだ全国の神々は、旧暦10月11日から17日までの7日間出雲大社に集まります。そして人に知ることのできない人生諸般の事柄を神議り(かむはかり)にかけて決められると云われています。

 男女を初めとする様々な人々の「縁」もこの時に決められるといいます。神々が集まる出雲大社では毎年、神送り・神迎え・神在祭などの行事が祭祀されますが、今年は少し様子が違います。それは10月5日に出雲大社の権宮司千家国麿(せんけくにまろ)氏と故高円宮憲仁親王の第二女子・典子女王が出雲大社で結婚式を挙げました。

 千家家は代々出雲国造を務めており、「古事記」、「日本書紀」によると、天照大神、天穂日命、建比良鳥命の家系であると伝えられていることから、どちらも神の直系ということになります。これは天皇家に於いても、日本国においてもとても重要な意味があります。

 このことにつきましてはいずれあらためてご説明致しますが、出雲皇統が立つということは、アマテラス、オオクニヌシ、スサノオの統合が始まったということ。つまり東西に別れた神々の長(おさ)がやっと一つになる時が来たということなのです。

 実は宮内庁を始め、日本国政府や京都府では、京都遷都計画があると、まことしやかに云われています。また、水面下で天皇京都移住プランが進行しているともいわれています。

                                                合掌

  

  遥かなり幾代か雲になれぬらん出雲の宮の千木の片そぎ

  慈円法師 (拾玉集)

  八雲立つ 出雲八重垣
  妻籠みに
  八重垣作る その八重垣を

八雲(やぐも)というと、出雲の枕詞で、古事記に記載されている日本最古の和歌です。この歌は、ヤマタノオロチを退治して、櫛稲田姫(くしいなだひめ)を救い、姫を妻に得て、須賀の地に新婚の宮を建てたスサノオが詠んだ歌だとされています。意味は、雲が何重にも取り囲む出雲の八重垣の中で、妻は結婚のために物忌みをする。その八重垣を、これから作るのだ。

新生神国日本の先触れが始まりました。

                                                釈 正輪 九拜


Source: 釈正輪メールマガジン

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